第二の故郷“英国”へ vol.2
湖水地方からハロゲートへ。

ハロゲートは私たち家族が本当に楽しい日常を過ごした街。
まず、行きたいところは、私たちの家。とはいっても今は別のご家族が住んでいるので
外からこっそりと眺めるだけ。こっそり写真は撮りましたが。


そ~っと写真を撮っていたら隣の方が私たちを見つけてくれました。今回は来英のことを伝えていなかったにも関わらず、会うことができお茶までごちそうになることができて、感激でした。9年のブランクなんてまるで感じないくらい、沢山話ができて嬉しい時間でした。
そのあと、私の行きつけのショッピングセンターへ。

“Morrisons”ここは魚がとってもきれいで美味しいのです。その当時から、いか・たこなどもあり、鯛・スズキ・ニジマスなどをよく買っていたものです。私がレジでたこを買うと、どうやって食べるのか?とよく聞かれました。しかし、今は無人レジばかり。2つのレジに人がいるだけで、会話をすることなく買い物ができてしまいました。今回は買うことができませんでしたが、やっぱり魚は美味しそうでした。ここではヨークシャーティーやお菓子を買いました。ヨークシャーティーにもゴールド・ハードウオーター用・デカフェと様々な種類があり、サイズも2種類ありました。当然茶葉もあれば、ティーパックもありました。

その後、イングランドの中でもかなり古い観光名所の一つ”Mother Shipton’s Cave”へ。以前は車を停めて、すぐに洞窟に入れたのに、今はずいぶん変わりました。



とっても楽しいアトラクションが沢山できていて、ナーズボローの街の良さを感じながら、アトラクションを楽しみ(コインを木に打ち付けたり大きな絵本を読んだり)、森の中を1時間くらい歩いて洞窟に到着!マザー・シプトンは預言者。1488年にここの洞窟で生まれたとされています。ロンドン大火・スペイン無敵艦隊の敗北など数々の予言をしたそうです。洞窟には石化の井戸があり、炭酸カルシウム・シリカなどのミネラルを豊富に含んでいる水が、いろんな物を石化させてしまいます。
テデイーベア・帽子・下着などの石化したものが展示されています。博物館の中には「世界発見」の人形も石化していました。


ウィッシングウェルでは、右手を入れて願いを言い、その手を自然乾燥させるといいと言われているので、やってみました。

とてもリラックスできる場所でした。在英の時には多くの友人・知人をここにお連れしましたが、今ならもっと楽しんでいただけそうです。
それからホテルマジェスティックにチェックイン。


とても広くて豪華なお部屋。ハロゲートの市内が一望できました。チェックインの際に焼きたてのビスケットをいただき、部屋でヨークシャーティーと共にいただきました。これぞ英国のティータイムです。
いてもたってもいられず、市内を歩き回ることに。やっぱりまずはベティーズ。


ここはいつも混雑しているようです。ここの紅茶はとても美味しいので3種類購入。やはり素敵なお店でした。ハロゲートの街並みは全く変わっていませんでした。でも残念なことに私たちの好きだったお店(ブティック・雑貨屋・ショッピングセンター・・・)は全てなくなっていました。
夕食は、Ripley Castleの近くの私たちが好きだったレストランBoar’s head”へ。変わらないたたずまい。味は以前より数段よくなっていました。しかし、女性のウェイトレスさんのヨークシャーイングリシュは全く聞き取れない。でもそんなことはどうでもいい。英国の味は幸せな時間を私たちに届けてくれました。




ハロゲート2日目は朝早くから、公園を散策。家族でオペラ・バレーをよく見に行った、ハロゲートロイヤルホールにも幸運なことに中に入ることができました。



そのあと英国でお世話になった私の英国のママと会ってランチ。声が枯れるほどおしゃべりを楽しみました。その後、ヨークへ。この町は観光地なので人であふれていました。特にハリーポッターの店や魔法使いの店・歴史を学べるヨービックセンターは行列ができていました。私たちは城壁を歩いてヨークの街を見て回り、当時を思い出しました。



夕食は中華料理。どうしても食べたかったクリスピーダック。ペキンダックは皮しか食べませんが、クリスピーダックは全て一緒にして挟んで食べます。やっぱり美味しかったです。


そこの店では「現金であれば10パーセント引き」と書いてあったので9年前の現金を使おうとしたら、「この紙幣は古いので使えない」と言われてびっくり。日本ならどれだけ古くでも使えるのに。
AIさんに聞いたら古い紙幣は紙切れとのこと。なんてことでしょう。(あとから友人に聞いたらどこの銀行でも交換してくれるそう。でも私はエリザベス女王が好きなので持っていることにしましたが。)
3日目はハロゲートの前に住んでいたリーズへ。リーズの家もパチリ。
実は、ここは6か月住んだのですが、その間に泥棒に6回も入られたんです。最後は泥棒さんとはちあわせ!それでハロゲートに引っ越しをしたというわけです。(ちなみに私が英国に引っ越しをして最初にしゃべった英国人は警察官でした。引っ越しをして2日目に最初のトラブルが発生したのです)



娘の通っていたプライベートスクール→ヘアウッドハウス→センズベリーショッピングセンター→テスコ、等々通りながら(この道は毎日の私のドライブコース。


娘をリーズの学校に送り、そのあとハロゲートの息子の学校へと、毎日ぐるぐる回っていたのです)、ストークオントレントへ到着。陶器の街です。


28年ぶりに行ってみました。全てが変わっていました。以前のようなファクトリーショップはありません。あるにはありましたが、量が全く違う。もっといろんなメーカーがあったような気がしましたが、とても縮小されていて、時代の変化を感じました。
夕食はイルクリーにある“Box Tree”いつのまにかミシュラン三ツ星レストランになっていました。味は素晴らしく美味しい、サービスも素晴らしい、建物もしつらえも最高!残念なことに、女性のウェイトレスの言葉は全く聞き取れませんでしたが。でも、こんな素敵な雰囲気の中で食事ができたことは、一生忘れないと思います。





という感じで、私たちのハロゲートの日常を思い出す数日はあっという間に終わってしまいました。
次は今回の旅のハイライトへ向かっていく記録です。
お楽しみに。

