オーストラリアからのお客様
オーストラリア、キャンベラから10名のお客様が蔵クッキングにきてくれました。

今回のお客様は、お料理が大好きで毎月、先生を呼んで皆で料理の勉強をしているとのこと。日本では、寿司作り、和食作り、ラーメン餃子作りを学び、日本の味を様々なレストランで楽しまれたようです。
皆さん70歳を超えたくらいの年齢でしたが、よく歩き、よく食べ、よくしゃべる
蔵クッキングにも岩倉駅から15分歩いていらっしゃいました(通常ピックアップサービスをするのですが不要といわれました)

蔵クッキングではラーメンと餃子を作りたいということで、和風味噌ラーメンと皮から作る餃子を作っていただきました。


昆布とマグロ節を使っただしの取り方から始め、味噌風味のスープを作ったのですが、何度も味見をして味の変化を感じていただきました。実際に味見をしながらするレッスンは、皆さんに喜んでいただけたと思います。
皮から作る餃子は、皆さん四苦八苦しながらも皮を練り、のばし、あんを包み、ゆでるという工程を楽まれました。


どれもおいしいと言ってすべて完食の方がほとんど。アンケートを見ると、皆さん、美味しかったから自宅で作ると記入してくれていました。



キャンベラは自然が一杯のところだそうです。お客様の中にはカンガルー牧場をやっている方、豚や鶏を飼っている方、畑を大規模にやっている方がいらして、カンガルーが道を横切る話、飼っている鶏が麺などの残飯を食べる話などをしてくださいました。
我が家の畑や庭も見てくれました。誰が庭を整えるのかと聞かれたので、庭師は年に1回入るだけで、あとは夫と二人で掃除をしたり、草取りをするよ、と話すとびっくりされました。広い畑を見て「収穫した野菜はどうするの?」と聞かれたので、「教室で使ったり、近所の人に配るよ」と話したら「素敵な教室だね」と言ってくれました。
正直、夫と二人で10人のお客様の教室をするのは、準備も含めて大変です。しかし、お客様の喜んで下さる顔を見たり、完食したお皿を見ると充実感で一杯になります。疲れが吹っ飛ぶとはいいませんが、元気が出てきます。(今回は東京から法事のために来てくれた娘と孫が手伝ってくれました。孫もすこしだけ英語を使いながら色を添えてくれて、いつもと違う雰囲気になりました。)

今回もこんな田舎の教室に遠くから来てくださって感謝の気持ちで一杯です。