糸かけアート体験
岩倉にある日蓮宗の長遠寺でこんな体験をしてきました
糸かけアート
糸掛け曼荼羅、糸掛けヨガ曼荼羅とも呼ばれているようです
この歴史が面白い
20世紀始めにオーストラリアの哲学者、ルドルフ・シュタイナーが提唱した
シュタイナー教育
シュタイナー教育では、素数・九九を学ぶ上でこれを使っているそうです
シュタイナーは芸術教育としての教育思想を提唱していたわけで
子どもの発達に応じて心と感性を大切にした独自のカリキュラムを作り実践。
成績などで他人と競争させるより、本人の興味のあることを目覚めさせ、
知る喜びを学習の原動力とする教育なのです
糸掛け曼荼羅は素数を元に最後には美しい幾何学模様が出来上がる喜びがあります。
糸をピンにかけていくという、単純な動きですが集中しないと間違えてしまいます
没頭する時間がなんとも心地いい。
今日は画像のフレームに花を作りました。4名でやりましたが、
出来上がりは全く違う
なぜなら、自分の心と対話しながら、まず6色の糸を選ぶからです。
4人は全く違う色を選びました。
そしてピンに順番に糸をかけていくわけです
本堂の静かな雰囲気の中で私の選んだ色は緑が基調。私の今年のラッキーカラー。
中央は黄色のグラデーション、少し茶色でしめてだんだん濃い緑色にしていきました。
途中何度も糸が絡まり、先生に助けていただきました。そして無事に素敵な作品ができあがりました。
満足です。
昔、英国で学んでいたボビンレースを思い出しました、ボビンレースはボビンでレースを作りながら、ピンをさしていくのでだいぶ違うのですが、その当時の英国マダムの先生を思い出すこともできました。
心が洗われる時間、皆様も機会があればやってみてください。
自分の心との対話の時間、大切にしたいですね。