2025.05.02（金）

トルコ旅行

4月8日から17日まで、夫と念願のトルコ旅行に行ってきました。

13時間のフライトだったので、最初は体調が心配でした。しかし、機内で映画を5本見て、何度かうたたねをしたりして過ごしたので、13時間はあっという間でした。機内食もおいしかったし、ゴディバのアイスクリームのサービスも嬉しかったです。

イスタンブール空港では、トルコ人で日本語の上手なガイドさんが待っていてくれました。私たちのグループは19人で、カップルが9組、シングルが5組でした。(名古屋からの参加者は7人）みんな気さくで、よく海外旅行に行かれるということで、自分の話や旅行の話で常に盛り上がっていました。

食事はすべてツアーに含まれており、どの食事も本当においしく、バラエティに富んでいました。トルコ名物のひとつサバサンドもとても美味しかったです。

たいていの観光客はツアーの中で食べる機会がないのですが、私たちのツアーでは、2日目の夕食に用意していただけました。スープ、サラダ、サバサンド、デザート。私には十分でした。サバはさっぱりとしていて、キャベツの薄切りが一緒にサンドされ、レモンをしぼりながらいただきました。本当においしかったので家でも作ろうと思います。

朝食ビュッフェでは、チーズとオリーブをたくさん食べました。私はチーズとオリーブが大好き！日本では一度にたくさんの種類のチーズとオリーブが出てくるのは珍しいので嬉しかったです。

ピラブはピラフの起源となったトルコの米料理。ツアー中よく食べました。お米を長粒米くらいの小さなパスタ（リゾーニ）と一緒に炊いて、塩とスパイスで味付けする。肉にも魚にもよく合う炊き込みごはんです

トルコ特製のスープは豆から作られていて、濃厚でマイルド。ホテルやレストラン、どこでも出てきますが味は少しずつ違いました。でも、どこのスープもおいしかったです。

トルコの飲み物はアイランという塩味のヨーグルトドリンクが有名です。甘くないので食事によく合うのです。私の好きな味だったので毎日飲んでいました（私だけかも？）。そのせいか旅行中はお腹の調子がとても良かったです。

トルコにはモスクがたくさんありました。村に1つはモスクがあるのです。ガイドさんが言われるには、モスクは日本でいうお寺のようなものだそうです。私たちは3つのモスクを訪れましたが、どのモスクも古くて豪華でした。

それぞれのモスクでスカーフを巻き、靴を脱いで1時間ほど見て回りました。イスラム教徒はモスクに入る前に手足を洗うのです。そのせいかモスクのそばには洗い場がたくさんありました。しかし、一つのモスクにはそのような場所がなかったので、彼らはトイレで手足を洗っていました。そのトイレは混んでいて、常に水が流されており、床は洪水のように水があふれていて、しかも便器が和式。ちょっとビックリ！

世界遺産もたくさん見ました。モスク、グランド・バザール、トプカプ宮殿、地下宮殿など。

地下宮殿は大理石がふんだんに使われ、柱が豪華なので城のように見えるので、宮殿と言われるのですが、実は地下に作られている水道施設なのです。大昔はコンスタンティノープルの宮殿の水道として使われていたそうです。本当に美しくエキゾチックでした。

多くの観光地を巡り、さらにボスポラス海峡クルーズを楽しみました。

海峡からはたくさんの素晴らしい建物を見ることができました。片側がヨーロッパで、もう片側がアジアということで、とても興味深いクルーズとなりました。

今回のツアーで最も興味深かったのはカッパドキアです。カッパドキアは巨岩と気球で有名です。岩にはイエス・キリストの絵、最後の晩餐などが描かれているものもありました。また、ラクダや三姉妹、キノコの形をした岩も見ることができました。

カッパドキアでは洞窟ホテルに2日間滞在しました。本当に快適でした。自然の岩の中に建てられているので、部屋はすべて違うタイプだったようです。私と夫の部屋には大きなジャグジーがあり、私たちは毎日、ゆったりとお風呂に入ってくつろぎました。

早朝、熱気球に乗る予定でしたが、あいにくの雪で熱気球には乗れませんでした。現地の人たちもこの時期に雪を見るのは初めてだと言っていました。熱気球に乗るのをとても楽しみにしていたので、残念でしたが、雪のカッパドキアを見ることもなかなかできないので、これはこれで納得！また、ガイドさんのおかげでトルコの家庭を訪問してお茶をいただき、たくさんの話ができたのはラッキーでした。