サラマンカホール

1994年に岐阜県に誕生したコンサートホール“サラマンカホール”

サラマンカという名の由来はスペインのサラマンカ市に由来しています

スペイン最古の大学サラマンカ大学のある市です。街全体が世界遺産に登録されている

歴史的な都市です

その中心部にあるサラマンカ大聖堂には“鳴らずのオルガン”と呼ばれていた、ルネサンス期の古いパイプオルガンがありました。そのオルガンを岐阜県のバックアップを受け、8か月かけて修理したのが

岐阜県白川村の辻宏氏。オルガンは見事によみがえったのです。

更に、6年後大聖堂のオルガンの特徴を取り入れたパイプオルガンをサラマンカホールのために建造しました。

サラマンカの名前をいただいたホール。スペインとの友好の証です

サラマンカ大聖堂のレプリカ
ホワイエも洗練されている

「奇跡の響き」と言われるこのホールには数々の秘密がありました。

708席というクラシックを楽しむには絶好の大きさ、巾が狭く天井が高いシューボックスホール、浅いサイドバルコニー、ステージはオーク材、客席床はコルク、傾斜のゆるい客席、吸音カーテン、壁の厚さが一定ではない、天井は重く造作をしてある、シャンデリアはガラスの筒・・・

ガラスの筒でできたシャンデリア

 

オルガンのパイプは2997本プラス3体の天使の持つ3本の笛。合わせると3000本となります。このオルガンの奏でる音は深みがあり、鳥や動物のなき声を想像させる音も出るので、非常に印象深いものです

こんな素晴らしいホールにはやはり素晴らしい音楽家が演奏をしにいらっしゃいます

ピアノ、オルガン、ヴァイオリン、室内楽、オーケストラ・・・

様々な音楽をこのホールで聴いてみてください

心に最高級の栄養が届くこと間違いなしです