軍艦島旅行
長年の夢が叶い軍艦島へ!
台風の影響で強風で波が高く、最初の旅程では船が出ないという状況にもかかわらず
旅程を少し変更したら、船が出ることに。
船が出ても上陸できないことはよくありますよ、と聞かされていたので、高波と強風の中
船上で軍艦島を遠くに見ながら、冷や冷やもの。
幸運なことに無事に上陸
軍艦島の正式名称は端島。長崎港から18.5キロのところに位置しています。
軍艦の形をしていることから軍艦島と呼ばれています。
1810年に石炭が発見され、それから80年後に三菱社が島を買い取り鉱区の権利を買い取ったことにより、本格的な採掘がはじまりました。
炭鉱で働く人と家族のためにアパート・病院・神社・寺・映画館・美容院・公園・幼稚園・小・中学校・生活必需品を売る店・市場もあり、生活に必要なものは全て揃っていました。
最盛期には5300人が住んでいたのです
繁栄を極めた軍艦島でしたが、エネルギーが石炭から石油に移ることになり、1974年に閉山、その年の4月20日にすべての住民が島から離れ、軍艦島は無人状態。
2000年に「近代化の遺産」として注目されるようになり2005年に報道陣の上陸が許可され、2009年から観光客も上陸できるようになりました。
そして、2015年に世界遺産に登録され、海外メディアも注目しています
今はただの廃墟となり、がれきで一杯の島です。
当時の生活を想像するなんて恐れ多いですが、多くの人がストレスをためながらも、楽しみを見つけ、日本のために頑張ってくれたのだと思いました。
日本の経済発展の礎ともいえるこの島に立つことができたことに感謝します。