香りの蒸留と調香

私は英国でアロマセラピーの勉強をした経験があります。

様々な香りのアロマオイルの効能を知り、それらを症状に合わせて使い、オリジナルのアロマオイルを作る。それを使ってマッサージをしたり、アロマポットで香りを出して、部屋の香りとして使うことができます。

先日、蒸留し、実際にアロマオイル(精油)と蒸留水を作る体験をしてきました。蒸留方法は、水蒸気蒸留・圧搾法・有機溶剤抽出法という3種類があります。今回は水蒸気蒸留を体験しました。水蒸気蒸留は一番一般的で、メソポタミア文明の時代までさかのぼります。水蒸気を使って植物や果物から香成分を抽出するのです。

その方法は

原料となる植物や果物を蒸留用のガラス容器に入れて加熱

沸騰が始まり、植物・果物と蒸気が触れることで、植物・果物の香気成分が,蒸気の熱で揮発し、香り成分の入った水蒸気となって冷却管に入ります。氷で急冷された水蒸気は液化し、器にたまります。その液体は、下部は水蒸気由来の水(芳香蒸留水)、上部は精油(アロマオイル)です。

今回は夏みかんの蒸留をしました

凝縮した夏ミカンの香りはとても深みがあり、さわやかでした。

芳香蒸留水は体に直接つけても、飲み物に入れて飲んでもいいということでしたので、手に付けてみました。柑橘なのでさわやかな気分になりました。帰宅後、ジンに入れて飲んでみましたところ、これまたさっぱり。甘くないので食事のお供に最高でした。

精油は夏ミカンより少し酸味のある香りとなりました。

その夏ミカンの精油とイランイラン・パチュリ・エジプト精油と混ぜてオリジナルのオイルを作りました。アロマポットで温めたところ、まず、夏ミカンの香りが香り、そのあと、イランイランの甘い香り、最後にパチュリ・エジプト精油の深い力強い香りがかなり長い間続きました。久しぶりに調香をしてとても楽しい時間を過ごしました。

日本のお香・ヨーロッパのアロマセラピー、どちらも香りで人を幸せにし、気分転換をするツールなのだと思いました。

しばらく、家にいる時は香りを楽しみたいと思いました。